神の沈黙・遠藤周作

無神論

無神論・・・・神はいないという考え
神は沈黙しているのではなく、もともと存在しないという考え。


遠藤周作の「沈黙」でのロドリゴの事例では、神の沈黙という体験は、まず、沈黙する神と、愛と犠牲的な精神のゆえに踏み絵を踏む事を許すキリストとの分離に導いた。
その究極は沈黙する神への徹底した不信、ついには一時、神は存在しないのではないかという疑問にまで向かわしめた。

残酷な仕打ちや、純真無垢な幼児が虐待されたり、純粋な信仰者たちが虐殺されているのを神が放置しているなら、、それは、そもそも、神が沈黙しているのではなく、神がいないことを証明しているのではないかという考えが生じる。
実際神は見えないものだから、祈っても、瞑想しても何も応えるものがなければ、無神論に陥るのは当然だといえる。


無神論を否定し始めている現代科学
進化論の終着点

驚くべき惑星 地球

万物の起源

京都大学名誉教授 渡辺 久義 インテリジェントデザイン

『ニューワールド百科事典』による「インテリジェント・デザイン」

【進化論について】
生物が地球ができてから46億年の間に、生物でないただの物質から 単細胞生物、高等な生物が生まれてきたことに関して、
「意図的」にできたものか「偶然」によるものかという問題があります。
進化が、断続的に「偶然」でなされた場合、その試算は。。。

現存する生物種が100万種、地球年齢を46億年とした時、
46億÷100万=2.3億年となり、
少なくとも、2.3億年に1度は種の完全変化が生じたことになります。

人間が次の子を産むのに平均20年かかるとすると、
2.3億年÷20=1150万世代となり、その期間内に種の完全変化が起きたということになります。
100%÷1150万世代=0.00000869565・・・%となり、これが1世代あたりの変化値です。

人間のDNAには30億塩基対あるので、
そのうちの1%の変異で完全進化する(相同性が破れる、つまり元の種とはもはや識別できなくなる)なら、
30億×10%×0.00000869565・・・%=1世代あたり2.6塩基対の変異となります。
100代前(2000年前の人間)と比べて現代人のDNAは(1%変異で完全進化の場合)260塩基対の変化が確認されなければなりません。
これは、あくまでも「断続的な進化」に関する試算。ただし、自然淘汰率は0%としての計算です。
淘汰を考慮すると、さらに進化論に不利な数値となります。(偶然進化した場合、失敗作がかなりの数になるため)
また、偶然進化した動植物の背後には天文学的な量の失敗作の化石があって然るべきなのに、実際には比率にすると皆無と言えるほど存在しません。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12127774587

また、たとえばインフルエンザウイルスがどんなに突然変異を繰り返しても組み換えを繰り返そうが、インフルエンザウイルスの亜種が生まれるだけで、毒性が変化しようが、ブタや鳥ウイルスがヒトヒト感染に変化しようが、インフルエンザウイルスはインフルエンザウイルスです。
大進化が起こったということは論理的にも飛躍しており、そもそも科学的な検証は不可能です。
大進化があったというなら、それを「信じる」以外になくなってしまいます。
大進化が起こったということは一種の信仰ではないでしょうか。


「神がいない」ということは、科学では証明されていない。
「神がいる」という事も、科学では証明されていない。
とするならば、現時点では、どちらかを信じるしかないのかもしれません。
無神論も有神論も、どちらを「信じる」か という一種の信仰になっているのではないでしょうか。
私(このサイトの製作者)は、30年の経験から、神は存在すると確信しております。



1. 無神論
(神はいない)
神は沈黙しているのではなく、もともと存在していないという考え。 →無神論について
2, 理神論
(神には愛がない)
全知全能だが、愛のない神が存在し、愛の欠如ゆえにこういう事態に全く手を出さない。 →理神論について
3, 情神論
(神は無能)
愛の神だが、無能な神が存在し、能力の欠如ゆえにこういう事態に全く手を出せない。 →情神論について
4, 人格神論
(神は全知全能で 愛がある)
愛の神であり、全知全能の神は存在するが 何らかの重大な理由によりこういう事態に全く干渉しない。 →人格神論について